奥村 貴史
#2002年未踏ユース #2004年1期未踏本体 #スーパークリエータ
#医学 #計算機科学 #GPW
奥村 貴史(おくむら たかし)は未踏クリエータ。
(本人の意向により顔出しNGなのでもし写真を持っていても貼らないでください)
テーマ "エンドホストにおける汎用トラフィック制御機構の研究開発" で2002年未踏ユースに採択された。PMは竹内 郁雄。
テーマ "エンドホストにおける汎用ネットワーク制御機構の研究開発" で2004年1期未踏本体に採択された。PMは加藤 和彦。スーパークリエータに認定された。
未踏事業採択
2002年未踏ユース
テーマ: エンドホストにおける汎用トラフィック制御機構の研究開発
PM: 竹内 郁雄
2004年1期未踏本体
テーマ: エンドホストにおける汎用ネットワーク制御機構の研究開発
PM: 加藤 和彦
スーパークリエータ
経歴
慶應義塾大学 総合政策学部 総合政策学科
1992年4月(入学)~1996年3月(卒業)
慶應義塾大学大学院 社会学研究科 前期博士課程
1996年4月(入学)~1998年3月(修了)
ピッツバーグ大学大学院
情報学研究科 修士課程 1998年4月(入学)
計算機科学科 修士課程 1999年9月(転入)~2000年12月(修了)
計算機科学科 博士課程 2007年4月(修了)
旭川医科大学 医学部 医学科
2000年10月(入学)~2007年3月(卒業)
富良野病院
2007~2009年(勤務)
国立保健医療科学院
研究情報研究センター 情報評価室長 2009年(入職)~2011年
公衆衛生政策部 行政政策室長 2011年(異動)
研究情報支援研究センター 特命上席主任研究官 2011年(異動)
北見工業大学 機械知能・生体工学コース / 教授(2024年7月時点)
https://www.kitami-it.ac.jp/about/academicstaff/1332/
受賞歴
1999年
Winner, Information Engineering Competition, School of Information Sciences, University of Pittsburgh.
2005年
未踏ソフトウェア創造事業天才プログラマー/スーパークリエータ認定
2004年度第1回未踏ソフトウェア創造事業 「エンドホストにおける汎用ネットワーク制御機構の研究開発」の成果により認定
2015年
人工知能学会 研究会優秀賞「簡易疾患知識ベースを基にした疾患間の類似度計算」(大村舞、建石由佳との共同研究)
活動
ネットワークI/O仮想化 1999年~
大学院時代よりネットワークI/Oの仮想化を研究している。今後、医療応用を通じて、医療現場の負担軽減を可能とする医療用情報システムの高度化に繋げることを目指している
エンドホストにおける汎用トラフィック制御機構の研究開発 2002年度
2002年未踏ユース
エンドホストにおける汎用ネットワーク制御機構の研究開発 2004年度
2004年1期未踏本体
診断支援システムの研究開発「Medical NLPプロジェクト」 2009年~
難病研究支援のための診断支援システムの研究開発。自然言語処理、診断推論、機械学習、ユーザーインターフェース等のサブテーマを含んでおり、常時、共同研究者を募集している
保健医療行政の効率化 2009年~
保健医療分野における効率化に向けて、情報システムの側面から検討を行っている。行政効率は危機管理時にとりわけ重要となるため、新型インフルエンザ対策や東日本大震災支援においても支援を行ってきた
参考:日本を元気にするICT:1.大規模災害と官学連携プラットフォームによる被災地支援の試み by 奥村 貴史 | 情報学広場:情報処理学会電子図書館
FaxOCRシステム(OSS)「Shinsai FaxOCR」
情報系学生のための医学教育 2009年~
WIDEプロジェクトMedical Crisis WGの活動として、医療の情報化における技術革新を志向した人材育成に取り組んで来た。主にWIDEプロジェクトの研究会と合宿時に講義を行い、2012年度には独立企画として全10回のワークショップを実施した
参考:医療用情報システムの技術革新に向けた人材育成企画
保健医療系行政官のCIO教育 2010年~
医療行政側における情報系人材を育成するため、保健医療系行政官を対象としたCIO(Chief Information Officer)教育を実施している。行政における情報系の施策の立案、実施、評価能力を高め、医療の望ましい情報化を進めることを目指している
参考:http://ictp.niph.go.jp/ (※リンク切れ?)
講演: 第53回プログラミングシンポジウム「招待講演 「ハッカーと医療」」 2012-01-06
人物
(以下、明記のないものの情報源は2015年インタビュー)
小学校3年生の頃に親に買ってもらったコンピュータを遊び感覚で触っているうちに、雑誌に載っていたプログラムを見よう見まねで試すようになったことがプログラミングを始めたきっかけである
興味のあった『生物』と『社会』の双方に関われる仕事として医師の道を選んだが、その際、自分自身が有する計算機科学の知見を合わせることでさらに社会に貢献できると考えたため、医療と情報処理を股にかけるような現職に就いた
将来について聞かれた際には、「医療と情報処理業界の双方に精通している強みを生かし、両者をうまく連携させるための橋渡しをしたい。そして、日本の医療現場の負担を軽減し、医療の情報化のレベルを向上させたい。高度な技術をもつ情報系の人材に、どんどん医療分野に入ってきてもらえることを願っている」と語っている
趣味はパンづくりで、「何もないところからレシピをつくり上げる過程は実験そのもので、酵母や粉を工夫しながら独学で楽しんでいる」とのこと
外部リンク
個人ホームページ:Taka's Home Page - Home
Takashi Okumura(@tweeting_drtaka)さん | Twitter
Takashi Okumura - Senior fellow, Center for Public Health Informatics - National Institute of Public health, Japan | LinkedIn